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J-GLOBAL ID：201002285267797487   整理番号：10A0668921

温度上昇とカンキツの生理落果について

著者 (1件)： 菅谷純子 (筑波大)
資料名： 農耕と園芸  (Agriculturist and Horticulturist)
巻： 65  号： 7  ページ： 72  発行年： 2010年06月23日 
JST資料番号： Y0900A  ISSN： 1345-8833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 温度が農作物に与える影響を研究する必要性を述べ,栽培温度が2°C上昇した際のカンキツ果実の落果に対する影響を検討した研究を紹介した。ポット植えの数品種のカンキツ樹を温度条件の異なる2つのファイトトロンに満開後0~13日後に搬入した。+2°Cの温度処理で,摘果を行わないカンキツ樹は,落果率が高く推移した。摘果により着果数を制御した2品種の落果に対する温度の影響を検討した結果でも,最終落果率は+2°C区で高くなった。以上より,気温が2°C高い条件でカンキツを栽培すると最終落果率が増加することが示された。温度上昇により果実肥大の促進が認められた。

シソーラス用語： *ミカン属 ,  *落果 ,  温度条件 ,  *昇温 ,  ファイトトロン ,  処理 ,  摘果 ,  果樹 ,  結実 ,  環境効果 ,  *気温 ,  温度依存性 ,  果実【器官】 ,  成長促進
準シソーラス用語： *ポット栽培 ,  温度処理 ,  栽培温度 ,  着果数制御 ,  落果率

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 温度上昇 ,  カンキツ ,  生理落果