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J-GLOBAL ID：201002285342812390   整理番号：10A0624474

短経路で低通信コストのオーバレイネットワークの構築

Constructing Overlay Networks with Short Paths and Low Communication Cost

著者 (3件)： MAKIKAWA Fuminori (Osaka Univ., Suita-shi, JPN) ,  TSUCHIYA Tatsuhiro (Osaka Univ., Suita-shi, JPN) ,  KIKUNO Tohru (Osaka Univ., Suita-shi, JPN)
資料名： IEICE Transactions on Information and Systems (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Information and Systems (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E93-D  号： 6  ページ： 1540-1548  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： L1371A  ISSN： 0916-8532  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ピーツーピー(P2P)アプリケーションは物理ネットワーク上に構成された仮想ネットワークであるオーバレイネットワークを使用する。従来のオーバレイ構成法はノードの物理的位置を考慮しておらず,このため,多量の冗長トラフィックが発生している。この問題に対して幾つかの近接意識構成法が提案されてきた。これらは典型的に物理的ネットワークの近接ノードを結合する方法である。しかしながら,ノード数が増加すると,遠隔2ノード間の経路のパス長は急激に増加する。この問題に対処するため,本稿では,既存のオーバレイネットワークに導入可能な技術を提案した。この手法の考え方は直接遠隔ノードを接続する長いリンクを採用することである。提案した技術を使用して,障害に強い耐障害性を維持しつつネットワークが短いパス長と低通信コストで実現できることをシミュレーション実験を通して明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ネットワーク ,  通信方式 ,  原価 ,  経路 ,  通信路容量 ,  フォールトトレランス
準シソーラス用語： *オーバレイネットワーク ,  ネットワークトラフィック ,  ピーツーピー ,  *構築 ,  耐障害 ,  通信コスト ,  通信経路 ,  *低コスト

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  通信網  (ND07030A)

引用文献 (17件)：

• ASPNES, J. Skip graphs. ACM Trans. Algorithms. 2007, 3, 4, 37:1-37:25
• CAI, H. Exploiting geographical and temporal locality to boost search efficiency in peer-to-peer systems. IEEE Trans. Parallel Distrib. Syst. 2006, 17, 10, 1189-1203
• CHEN, K. T. Toward an understanding of the processing delay of peer-to-peer relay nodes. Proc. International Conference on Dependable Systems and Networks, USA, 2008. 2008, 410-419
• GUMMADI, K. The impact of DHT routing geometry on resilience-and proximity. Proc. 2003 conference on Applications, Technologies, Architectures and Protocols for Computer Communications. 2003, 381-394
• LEITAO, J. Topology aware gossip overlays. 2008

タイトルに関連する用語 (4件)： 経路 ,  通信コスト ,  オーバレイネットワーク ,  構築