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J-GLOBAL ID:201002285474298148   整理番号:10A0467364

幹細胞特性の維持のための人工細胞外マトリックス表面としての融合蛋白質であるN-カドヘリン-Fc

A fusion protein N-cadherin-Fc as an artificial extracellular matrix surface for maintenance of stem cell features
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巻: 31  号: 20  ページ: 5287-5296  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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N-カドヘリンは細胞-細胞接着分子であり,神経発生において重要な役割を果たしている。一般的に使用される細胞外マトリックス(ECM)での,幹細胞の未分化状態の維持,およびそれらの神経分化プロセスの制御は,細胞間相互作用によるコロニー形成のため非常に困難である。上記の問題を克服するため,N-カドヘリン媒介細胞接着を模倣する新規の人工ECMを開発した。本研究ではN-カドヘリンの疎水性細胞外領域,およびIgGのFc領域を含むキメラ蛋白質(IgG-Fcに融合したN-カドヘリン,N-cad-Fcと略称)を構築した。N-cad-Fcは疎水性表面に安定に吸着可能であることを確認した。N-cad-Fc表面で培養した幹細胞の未分化状態および神経分化能の維持をチェックした。N-cad-Fc被覆表面で培養したP19細胞およびMEB5細胞の両者は,コロニー形成無しで散在性の形態,および未分化状態を維持しながら一般的な培養システムよりも高い増殖能を示した。N-cad-Fc被覆表面で培養した2つの細胞株の両者は,適切な条件で誘導した場合,単独細胞レベルで神経細胞に分化した。さらに,N-cad-Fc被覆表面で培養したの2つの細胞株でのニューロン関連遺伝子であるNeurog1の発現は促進されていた。そのため,構築したN-cad-Fcは幹細胞のための人工ECMとして使用可能であると予想されるだろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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