文献
J-GLOBAL ID:201002285715676890   整理番号:10A0363438

130°Cに至るまでの熱変性中ミオグロビンの二次構造変化の臨界温度とドデシル硫酸ナトリウムが変化に及ぼす効果

Critical Temperature of Secondary Structural Change of Myoglobin in Thermal Denaturation up to 130 °C and Effect of Sodium Dodecyl Sulfate on the Change
著者 (2件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 2430-2434  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ミオグロビンの二次構造が熱に耐えることを示した。ヘリシティは75°Cまでは昇温と共に次第に67%に減少し,75°C以下の温度から25°Cに冷却すると完全回復する。130°Cに至るまでの熱変性中ウマ心臓ミオグロビンの二次構造変化を調べた。この蛋白質の螺旋は90°Cで24%に急激に減少し,130°Cで14%に若干減少することから75~100°C間で大部分破壊される。しかるに,ミオグロビンは75°Cほどの高さの温度に至るまで構造変化の可逆性を維持する。この蛋白質はこの熱変性において75°Cに加えて90~100°C周辺に他の臨界温度を有している。80°C以上に温度を加熱後25°Cに冷却すると,回復したヘリシティ量は冷却前の昇温でもって減少した。ドデシル硫酸ナトリム(SDS)がミオグロビンの構造変化に及ぼす付加的効果は75°Cの臨界温度前後で異なった。構造変化が可逆的である75°C以下の温度では,SDSの存在は構造を破壊する熱変性と協調した。それに反して,界面活性剤の存在は85°C以上の高温でヘリシティの減少を多かれ少なかれ拘束した。ヘリシティは75°C以下の温度に加熱後及び85°C以上の温度に加熱後それぞれ25°Cに冷却するとDSD濃度増加と共に減少及び増加した。その後,いかなる温度から25°Cに冷却すると,0.6mM以上の界面活性剤の存在でヘリシティは60%周辺の大きさに落ち着いた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る