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J-GLOBAL ID：201002286295199583   整理番号：10A0348927

北海道東部ミズナラ天然林における攪乱発生と再生過程(1)-風倒被害発生様式に見られる樹種特性と更新への影響-

著者 (2件)： 丸山一樹 (信州大 農) ,  岡野哲郎 (信州大 農)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 58  ページ： 65-68  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 風倒被害が発生した九州大学北海道演習林内ミズナラ天然林(ササ型林床)で,被害木の樹種,サイズ,被害形態(根返り・幹傾斜・幹折れ),根返りによって形成されたピット,マウンドのサイズと更新樹発生を調査した。高木の被害率は,遷移後期種で低く,遷移初期種で高かった。被害木の胸高直径とピット面積との間に正の相関が認められ,ピット面積が大きいほど高木種の更新稚樹密度が高まる傾向が見られた。ヤエガワカンバとミズナラの被害木は他種に比べ大径な個体が多く,共に大きなピットを形成したが,前者は後者よりも根返り率が高かった。これらの結果から,強風による攪乱の発生と再生過程における樹種特性の重要性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *ミズナラ ,  天然林 ,  樹木 ,  *風害 ,  森林被害 ,  天然更新 ,  胸高直径 ,  立木密度 ,  北海道
準シソーラス用語： 樹種

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  自然災害  (FC04020J)

タイトルに関連する用語 (10件)： 北海道 ,  ミズナラ ,  天然林 ,  攪乱 ,  再生過程 ,  風倒 ,  被害 ,  様式 ,  樹種 ,  更新