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J-GLOBAL ID:201002286506585868   整理番号:10A0217020

京都エコエネルギープロジェクトにおける食品工業廃棄物の実物大の嫌気性消化装置始動期間中の微生物群動力学

Microbial population dynamics during startup of a full-scale anaerobic digester treating industrial food waste in Kyoto eco-energy project
著者 (7件):
資料名:
巻: 101  号: 11  ページ: 3952-3957  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: A0390B  ISSN: 0960-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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京都エコエネルギープロジェクトで,食品工業廃棄物の実物大の嫌気性消化装置(2300m3)内の微生物群集を,真正細菌と古細菌の16S rRNA遺伝子の末端制限酵素切断断片長多型性により分析した。処理した養豚廃棄物の高温と中温の両汚泥を消化槽にまいた。150日の始動期間中に,粉にしたコーヒーを主要食品工業廃棄物として,ジャガイモ,ケルプと煮豆,豆腐,おから,がんもどき,をそれぞれ一緒にして消化段階毎に与えた(最大40t/d)。最終的に,メタン収率は,40日の滞留時間で,360m3/t-供給量に達したが,プロピオン酸の一時的蓄積を認めた。消化槽内に生成した真正細菌群集は,高温と中温タイプでまいた汚泥により非常に異なっていた。これらの結果は,放線菌/好熱性放線菌とラルストニア/シュワネラが,食品廃棄物の揮発性脂肪酸への加水分解と分解への貢献者であることを示唆する。まいた両タイプの汚泥で,酢酸利用メタン細菌,メタノサエタが支配的であったが,それらは,消化槽における処理の間に劇的に減少した。メタノサルシナとメタノブレウィバクテル/メタノバクテリウムが,それぞれ,酢酸とCO2,H2とCO2からのメタン生成の主要な貢献者と推定する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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産業廃棄物処理  ,  廃水処理  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 

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