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J-GLOBAL ID：201002286604289665   整理番号：10A0984727

木材・プラスチック複合材の成形方法と質感評価に関する研究

Study of forming method and texture evaluation of wood plastic composite

著者 (4件)： 横山詔常 (広島県総技研 西部工技セ) ,  山本健 (広島県総技研 西部工技セ) ,  佐野誠 (広島県総技研 西部工技セ) ,  築山健一 (広島県総技研 東部工技セ)
資料名： 広島県立総合技術研究所西部工業技術センター研究報告  (Bulletin of the Hiroshima Prefectural Technology Research Institute, Western Region Industrial Research Center)
号： 53  ページ： 55-58  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： F0831A  ISSN： 1882-3076  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木材・プラスチック複合材(WPC)は,組成比などを変化させることで性能を変化させることが可能なため,用途に応じた最適な性能を提供することが出来る。また,木質感を提供するために表面処理方法の検討がなされている。そこで,本研究では,WPCの成形条件が性能に及ぼす影響並びに,WPCの木質感の表面処理方法を評価する手法について検証した。その結果,木粉の粒度が大きいほど明るさを表すL*値が大きくなり,木粉とポリプロピレンの混練トルクが低い場合,木粉の粒度が大きいほど吸水による重量増加率が大きくなることが分かった。また,1/fゆらぎ,表面粗さ試験によりWPCと木材の表面物性の違いを把握し,木質感を評価支援するパラメータを抽出した。また,木材同等の表面質感を有するための目標値を推定することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *プラスチック ,  *複合材料 ,  *木材 ,  表面処理 ,  木粉 ,  粒径 ,  混練 ,  ポリプロピレン ,  吸水率 ,  表面粗さ ,  相溶化剤
準シソーラス用語： *WPC【プラスチック】 ,  木材プラスチック複合材料

分類 (3件)： 物理的性質一般  (YH02021U) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  改良木材  (FF05033J)

引用文献 (2件)：

• (社) 日本木材加工技術協会: ウッドブラスチックのしおりhttp://www.soc.nii.ac.jp/wtak/wpc_r/intro_wpc.html
• 武者利光: ゆらぎの世界, 講談社, 1980

タイトルに関連する用語 (7件)： 木材 ,  プラスチック ,  複合材 ,  成形方法 ,  質感 ,  評価 ,  研究