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J-GLOBAL ID:201002286725045275   整理番号:10A0598099

コークス製造用石炭資源拡大のための低品位炭改質技術の開発

Development of Upgrading Method of Low Rank Coal for its Utilization in Cokemaking Process
著者 (7件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 240-248 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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褐炭の自然発火性の問題を解決し,かつ,コークス原料としての褐炭の利用を目指して,本研究では,高温溶剤抽出を利用した褐炭のフラクショネーション技術,および褐炭の改質と抽出を同時に行う水熱抽出・改質プロセスを提案した。前者は,著者らの開発した石炭フラクショネーション技術を褐炭へ適用し,褐炭を分解することなく性状の異なる成分に分離する方法である。後者は褐炭を積極的に脱水改質し同時に抽出物も得るプロセスであり,改質炭の瀝青炭代替として利用を目指した。実験では,オーストラリア産褐炭を用い,テトラリン溶剤の抽出温度を150°Cから350°Cへと順次上昇させながらコークス原料となりうる成分を分離(フラクショネーション法)し,さらに溶融温度を細かく分離する方法として,化学的な特性の異なる溶剤で分別した。本法により褐炭を軟化溶融温度が大きく異なる成分に分離することに成功した。後者は前者の溶剤流通型と同様の装置を用い,連続的に供給される熱水により褐炭の構造を改質し,褐炭中の低分子量成分を抽出する技術である。本法により,原炭と比較して酸素含有率が大幅に低下し,親水性,自然発火性が抑制され,発熱量が向上した改質褐炭を得るとともに,溶融性を示す抽出物をも同時に得ることに成功した。改質炭をさらに高品位化する利用法として改質炭とプラスチックワックスの共熱分解法を提案した。
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分類 (2件):
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その他の鉄鋼原料  ,  各種コークス,コークス製造 
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