文献

J-GLOBAL ID：201002286755454161   整理番号：10A1158863

ホロー陰極プラズマトーチによる飛行シリマナイト解離からのアルミナの合成

Synthesis of Alumina from In-Flight Sillimanite Dissociation through a Hollow Cathode Plasma Torch

著者 (2件)： SUBRAMANIAM Yugeswaran (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KOBAYASHI Akira (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Transactions of JWRI (Joining and Welding Research Institute of Osaka University)  (Transactions of JWRI (Joining and Welding Research Institute of Osaka University))
巻： 39  号： 1  ページ： 5-10  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： S0875A  ISSN： 0387-4508  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱プラズマ媒体による飛行シリマナイト解離からアルミナを合成する実験を行った。その達成のため,独特なホロー陰極プラズマトーチを設計し,大気プラズマを発生し,シリマナイトを熱解離した。実験設備はカソードとして作用するホロー黒鉛電極と黒鉛アノードから構成された。処理材料は主にカソードを通して供給した。本システムは,熱プラズマを発生する作動ガスとして空気を利用する独特な特徴を有している。実験は流速と粉末供給を固定し,150~250A電流水準で行なった。その結果,ムライト相の生成のため,一段階のプロセスではシリマナイト解離から直接アルミナを得ることは不可能なことが分かった。そのため,二段階ではムライトに炭素を混合し,大気プラズマ中で再解離してアルミナが得られた。添加した炭素はアルミナ-シリカ相分離において重要な役割を果すことが確認された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *粉末製造 ,  *アルミナ ,  珪線石 ,  熱分解 ,  プラズマトーチ ,  ホロー陰極 ,  熱プラズマ ,  *プラズマ加熱 ,  大気プラズマ ,  黒鉛電極 ,  キャリアガス ,  空気 ,  依存性 ,  反応生成物 ,  相組成 ,  ムライト ,  多段処理 ,  添加剤 ,  炭素 ,  反応機構 ,  電流電圧特性 ,  X線回折 ,  粒径 ,  粒度分布 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  収率
準シソーラス用語： シリマナイト ,  電流依存性

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： ホロー陰極 ,  プラズマトーチ ,  飛行 ,  シリマナイト ,  解離 ,  アルミナ