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J-GLOBAL ID:201002286804674938   整理番号:10A0711839

コーヒー酸O-メチルトランスフェラーゼを欠損したポプラのリグニンにおける5-ヒドロキシコニフェリルアルコールの誘導単位周辺の順序付け

Sequencing around 5-Hydroxyconiferyl Alcohol-Derived Units in Caffeic Acid O-Methyltransferase-Deficient Poplar Lignins
著者 (9件):
資料名:
巻: 153  号:ページ: 569-579  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コーヒー酸O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)はシナピルアルコールを作る過程でモノリグノール前駆体の芳香環の5位および3位のヒドロキシル基をメチル化する二機能性酵素である。COMT欠損植物ではリグニンポリマーに5-ヒドロキシコニフェリルアルコール(5-OH-CA)がモノマーとして組み込まれているために,リグニンにベンゾジオキサン構造が含まれている。本研究では,COMT欠損植物のリグニンにおけるベンゾジオキサン構造が含まれていることのさらなる証拠およびベンゾジオキサン構造の検出のために改変した還元開裂法による誘導体化(DFRC)法について検討を加えた。改変DFRC法を用いてCOMT欠損植物のリグニンを解析したところ,伸長中のリグニンポリマーでは5-OH-CAがシリンギルユニットやグアイアシルユニットとクロスカップリングしており,その後コニフェリルアルコールもしくはシナピルアルコール,5-ヒドロキシコニフェリルモノマーが生じた5-ヒドロキシグアイアシル末端に付加されてベンゾジオキサンが生じることが示された。本研究から,COMT欠損植物のリグニンにおけるベンゾジオキサン構造が改めて確認され,改変DFRC法が有効であることが明らかとなった。
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  植物の生化学 

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