文献
J-GLOBAL ID:201002286860329658   整理番号:10A0083572

ポルトガルの北部で生産された伝統的発酵肉製品から分離された腸球菌間の病原性因子

Virulence factors among enterococci isolated from traditional fermented meat products produced in the North of Portugal
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 651-656  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本仕事の目的はポルトガルの北部で生産された発酵肉製品のAlheira,Chourica de Vinhais及びSalpicao de Vinhaisから分離されたEnterococcus種を,それらの病原性に関して特性化することであった。182分離菌(Enterococcus faecalisとして同定された76,Enterococcus faeciumとしての44,Enterococcus casseliflavusとしての1及びEnterococcus種としての61)が研究された。分離菌の26%がゲラチナーゼ産生菌であった。どの分離菌もリパーゼ及びDNアーゼ活性を持たなかった。2タイプ(A及びO)由来のヒツジ及びヒト血液を用いて溶血活性が評価された。ひとつの分離菌がヒト血液においてβ-溶血性であった。ヒツジ血液において取得された結果はヒト血液において取得されたそれらとは全く相違した。回分及び流加回分様式における生物膜生産が評価された。回分様式においては,分離菌のたったの28.0%及び3.9%が,それぞれ,中間的及び強い生物膜生産菌として分類され,流加回分様式において,分離菌の35.7%及び63.2%が,それぞれ,中間的及び強い生物膜生産菌として分類された。13病原性遺伝子(efaAfs,efaAfm,esp,agg,cylM,cylB,cylA,cylLL,cylLs及びgelE)がPCRにより調べられた。腸球菌分離菌の大多数はひとつか,あるいはそれ以上の病原性因子の存在を示し,その場合に,最も多い遺伝子型はefaAfs+ gelE+ agg+(41.5%)であった。E.faecalis分離菌は多重病原性形質を宿し,E.faecium分離菌には全般的に病原性決定因子が無かった。病原性因子の表現型及び遺伝子型の証拠がEnterococcus種分離菌において確認されたが,これが懸念の理由である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
肉製品  ,  食品の汚染  ,  微生物の生化学  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る