文献
J-GLOBAL ID:201002287099394943   整理番号:10A0470718

シロイヌナズナのNADキナーゼ遺伝子を過剰発現させたイネのメタボロームおよび光化学的分析

Metabolome and Photochemical Analysis of Rice Plants Overexpressing Arabidopsis NAD Kinase Gene
著者 (15件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 1863-1873  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
シロイヌナズナにおいて葉緑体のNADキナーゼ(NADK2)は炭素および窒素の同化を促進している。シロイヌナズナは強光に弱いが,単子葉植物であるイネ(Oryza sativa)は強光に適応できることから,シロイヌナズナのNADK2をイネで発現させた形質転換体(NK系統)について検討を加えた。NK系統はNADKの高い活性を示し,NAD誘導体の中間産物の量は変化しないがNADP(H)の蓄積が見られた。キャピラリー電気泳動-質量分析法を用いた葉における一次代謝の包括的な解析からアミノ酸およびリボース-1,5-ビスリン酸を含むいくつかの糖リン酸の蓄積量の増加が見られた一方で,その他の代謝産物の大きな変化は見られなかった。葉緑体蛍光研究およびガス交換解析からコントロールと比較してNK系統では電子伝達やCO2固定率が上昇していることが見出された。本研究から,NADP量はイネにおける光合成の電子伝達率の決定に重要な役割を果たし,それゆえNADPの増加は光合成代謝および酸化傷害の耐性の上昇に関わっていることが示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理 

前のページに戻る