文献

J-GLOBAL ID：201002287481562511   整理番号：10A1340444

熱電材料の電解めっき:歴史的概観

Thermoelectric Material Electroplating: a Historical Review

著者 (1件)： BOULANGER Clotilde (Univ. Paul Verlaine Metz, Metz, FRA)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 39  号： 9  ページ： 1818-1827  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は熱電気化合物の電解めっきの分野における研究の進化を,時間とバルク,ワイヤおよび薄膜といった形状カテゴリーの関数として概観する。ここでは,特に熱電材料に応用された電気化学的作製技術の寄与について述べる。そして,室温で高い熱電係数を有するV₂VI₃化合物の電解めっきの分野に焦点をあてる。革新的手法により薄膜とワイヤの形態を増強する実験的試みについても報告する。多くの研究が電解めっきの利点を強調し,中でも廉価な作製技術をとりあげた論文が多くみられた。もっとも有望な電解めっきの用途は化学的および電気化学的パラメータを調整して正確に熱電化合物の組成と形態を調整するものである。それにもかかわらず,電気化学系の知識は第一歩を踏み出したばかりである。電解めっきは熱電共同体において熱電化合物の作製に魅力的な手法であることが認められてきた。電解めっきの柔軟性はナノ構造化にメリットをもたらすであろう。

シソーラス用語： *熱電材料 ,  *電気めっき ,  電解加工 ,  化合物半導体 ,  特性 ,  ナノ構造 ,  研究開発 ,  半導体薄膜 ,  ナノワイヤ ,  *試料調製
準シソーラス用語： *試料作製 ,  *電解めっき ,  電気化学的加工 ,  電気化学的特性

分類 (2件)： 電気的性質  (WB02010Y) ,  電気めっき  (WC08023B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱電材料 ,  電解めっき ,  歴史