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J-GLOBAL ID：201002287886370342   整理番号：10A0348522

KMnO₄/クエン酸レドックス系を用いて調製したセルロース-graft-ポリアクリロニトリルのキャラクタリゼーションおよび熱安定性

Characterization and Thermal Stability of Cellulose-graft-Polyacryloniytrile Prepared by Using KMnO₄/Citric Acid Redox System

著者 (8件)： EL-KHOULY A. S. (Kyushu Univ., Kasuga, JPN) ,  EL-KHOULY A. S. (Tanta Univ., Tanta, EGY) ,  TAKAHASHI Y. (Kyushu Univ., Kasuga, JPN) ,  TAKADA A. (Kyushu Univ., Kasuga, JPN) ,  SAFAAN A. A. (Tanta Univ., Tanta, EGY) ,  KENAWY E. (Tanta Univ., Tanta, EGY) ,  KENAWY E. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  HAFIZ Y. A. (Tanta Univ., Tanta, EGY)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 116  号： 3  ページ： 1788-1795  発行年： 2010年05月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 開始剤としてKMnO₄/クエン酸レドックス系を用いた,水溶液中におけるセルロース繊維へのアクリロニトリルのグラフト共重合の有効な反応条件を検討した。生成したグラフト共重合体を¹³C-CP-MASNMR,FTIR,X線回折,熱重量分析,DSCおよびSEM観察により特性解析し,成分の単独重合体と比較した。NMRとFTIR測定では,グラフト化反応以外のセルロース繊維における化学構造の顕著な変化を検出できなかったが,X線回折測定により反応に伴う結晶度の減少を検出した。熱分析結果から,両重合体の熱分解はほとんど独立して起こり,グラフト化によりセルロース繊維の熱安定性は改善されないと結論づけた。

シソーラス用語： *セルロース繊維 ,  *グラフト共重合 ,  グラフト共重合体 ,  ポリアクリロニトリル ,  *レドックス重合 ,  重合開始剤 ,  カリウム化合物 ,  *過マンガン酸塩 ,  熱安定性 ,  炭素13NMR ,  CP-MASNMR ,  赤外吸収スペクトル ,  X線回折 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  モルフォロジー ,  繊維改質 ,  ビニル化合物 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  過マンガン酸カリウム

分類 (2件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  繊維改質  (YM02050Z)

物質索引 (2件)： アクリロニトリル ,  クエン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： クエン酸 ,  レドックス ,  調製 ,  セルロース ,  ポリアクリロニトリル ,  キャラクタリゼーション ,  熱安定性