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J-GLOBAL ID:201002288519869183   整理番号:10A0283460

リグノフェノール硬化エポキシ樹脂

Study on Lignophenol-Cured Epoxy Resins.
著者 (8件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 75-83  発行年: 2010年03月10日 
JST資料番号: Z0934A  ISSN: 1342-0577  CODEN: NPORF2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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相分離変換システム法により,天然リグニンから精密な分子設計の下に誘導されるリグニン系新素材であるバイオマス由来リグノフェノールのエポキシ樹脂硬化剤への適用可能性を検討した。エポキシ樹脂としてビスフェノールAジグリシジルエーテル(DGEBA),硬化剤としてリグノフェノール(LP),硬化促進剤として1-シアノエチル-2-エチル-4-メチルイミダゾール(2E4MZ-CN)を用い,エポキシ基と水酸基の当量比を1:0.9とした系において,硬化物のガラス転移温度が198°Cを示し,石油由来のフェノールノボラック(PN)を硬化剤とした硬化物を約60°C上回った。さらに5%熱重量減少温度も373°Cと熱的に安定であった。FT IR測定において,910cm-1のエポキシ基由来の吸収帯が消失していることから,LPの水酸基がDGEBAのエポキシ基と十分に反応していることが観察された。また硬化物の動的粘弾性試験(DVA)から,PN硬化物と比較して,室温での貯蔵弾性率の上昇,および架橋密度の上昇が観察された。以上の結果より,リグノフェノールはエポキシ樹脂の硬化剤として適用可能であり,最大で49%のリグノフェノールを含むエポキシ樹脂硬化物が作製できることが示された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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エポキシ樹脂  ,  木材化学  ,  高分子と低分子との反応 
物質索引 (8件):
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