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J-GLOBAL ID：201002289009401990   整理番号：10A0677487

パーライト球状化の定量的な三次元キャラクタリゼーション

Quantitative three-dimensional characterization of pearlite spheroidization

著者 (4件)： WANG Yuan-tsung (National Inst. for Materials Sci., Innovative Materials Engineering Lab., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  ADACHI Yoshitaka (National Inst. for Materials Sci., Innovative Materials Engineering Lab., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  NAKAJIMA Kiyomi (National Inst. for Materials Sci., Innovative Materials Engineering Lab., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  SUGIMOTO Yoshimasa (National Inst. for Materials Sci., Innovative Materials Engineering Lab., 1-2-1 Sengen, Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 58  号： 14  ページ： 4849-4858  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 0.8mass%C-Fe鋼のパーライト球状化について,700°Cでの静的な熱処理条件下でコンピュータ支援三次元(3D)断層画像と電子線後方散乱回折を組合せて調べた。自然に成長させたセメンタイトラメラに存在する穴は形状の不安定性の原因となり,球状化過程で層状構造の形状発達を招いた。3D可視化から,固有の穴はパーライト球状化の開始と発達に重要な役割を果たすことを示した。穴の合体と膨張は大きなセメンタイトラメラを分解していくつかの長くて狭いリボンとした。更に穴間の合体の成長機構はセメンタイトラメラ上の穴間距離の半分とそのラメラ厚さの比と関連した。穴成長の駆動力は表面エネルギーの違い又は穴エッジとラメラの近接平面間の湾曲のいずれかであった。セメンタイトリボンの形態はセメンタイトラメラ上の穴膨張位置に依存し,長い球状化後Rayleighの摂動プロセスによりそれらの形状を円筒状又は小さな球に変化できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： セメンタイト ,  表面エネルギー ,  *パーライト ,  球状化 ,  *高炭素鋼 ,  熱処理条件 ,  不安定性 ,  層状組織 ,  ラメラ ,  可視化 ,  三次元 ,  曲率

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： パーライト ,  球状化 ,  定量 ,  キャラクタリゼーション