抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近ビール業界の研究所の分析法について,麦芽粉砕機とマッシュ調製槽の記述に重要な変化があり,ASBC麦芽分析法再調査小委員会から麦芽抽出公定法(麦芽-4)の改訂をする必要があるという勧告があって,12の研究機関間による共同研究が行われ,試験結果が研究ノートとして纏められた。研究所の麦芽エキス測定用の粉砕機の標準がMiag-Seck-型からBuhler DFLUディスクミルに変更され,マッシュ槽がこれまで使用されていたプロペラ翼法から磁気攪拌機構の方法に変更されていたので,これら新しい装置を使用して麦芽エキスの定量を行った場合の反復性と再現性に関する試験についての解説であった。結論として,細かく粉砕したエキスの場合も粗く粉砕したエキスの場合も,反復性と再現性の変動係数は合格と判定された。