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J-GLOBAL ID:201002289559061312   整理番号:10A0294719

技術科「情報とコンピュータ」における学習の有用性と指導の困難性に対する教師の意識

著者 (4件):
資料名:
巻: 36  ページ: 111-117  発行年: 2010年02月26日 
JST資料番号: L5790A  ISSN: 1349-3981  CODEN: HKDKGU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究の目的は,中学校技術・家庭科技術分野「情報とコンピュータ」の学習指導において,技術科担当教師の感じる「生徒にとっての学習の有用性」と「教師にとっての指導の困難性」に関する意識実態を把握することである。技術科担当教師計300名(有効回答114名,有効回答率38.0%)を対象とした調査の結果,プライバシー保護や著作権保護などの情報モラルに関する学習内容に対して教師は,有用性が高いものの指導が困難であると意識していた。一方,プレゼンテーションの活用やWebページの閲覧,文書作成や表計算などのアプリケーションソフトの活用に関する学習内容に対しては,有用性が高く指導も容易であると意識していた。しかし,プログラム作成や計測・制御などの情報手段の科学的理解に関する学習内容に対しては,教師は生徒ほど有用性を感じておらず,しかも指導が困難であると意識しているため,今後の実践研究が進められにくい危険性のあることが示唆された。これらのことから,学習の有用性に対する意識実態には教師・生徒間の差異が認められ,生徒の意識形成に必ずしも教師の指導の方向性が強く影響しているわけではないことが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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技術教育 

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