文献

J-GLOBAL ID：201002289653815142   整理番号：10A0361451

GHG排出削減のための高効率舶用排熱回収システムの開発

Development of Marine Heat Recovery System to Reduce Greenhouse Gas Emission

著者 (11件)： 春海一佳 (海上技術安全研) ,  村田裕幸 (海上技術安全研) ,  安達雅樹 (海上技術安全研) ,  岡秀行 (海上技術安全研) ,  稲坂冨士夫 (海上技術安全研) ,  高木正英 (海上技術安全研) ,  永井建夫 (海上技術安全研) ,  平岡克英 (海上技術安全研) ,  高橋千織 (海上技術安全研) ,  安藤裕友 (海上技術安全研) ,  宮田修 (海上技術安全研)
資料名： 海上技術安全研究所報告  (Papers of National Maritime Research Institute)
巻： 9  号： 4  ページ： 265-292  発行年： 2010年03月26日 
JST資料番号： F0432B  ISSN： 1346-5066  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 内航船にも搭載可能な小型高性能排熱回収システムの開発を目的に,循環流動層排熱回収装置を開発した。船体動揺の流動層内の固気混相流への影響を,流動層コールドモデルを用いて実験的に調べた。その結果,動揺によりライザー下部に粒子濃厚層が形成され圧力損失が増大する事がわかった。CFD解析を行い,実験と合致する結果が得られた。これらに基づき実船用流動層ボイラーを試作し,ディーゼルエンジン排ガスを用いて性能試験を行った。40%負荷で8.6%の動力回収を得たが,高負荷では動力回収割合は低下した。

シソーラス用語： 温室効果ガス ,  沿岸航路船 ,  回収ボイラ ,  *熱回収 ,  *廃熱 ,  揺れ ,  固気二相流 ,  *流動層ボイラ ,  模型試験 ,  計算流体力学 ,  ディーゼル機関 ,  性能試験
準シソーラス用語： コールドモデル

分類 (2件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (24件)：

• 日本粉体工業技術協会編、流動層ハンドブック、培風館 (1999)
• 中西ほか6名、流動床ボイラを目差して-舶用・油だきに関する基礎実験-、舶機誌、14-9(1979-9)、pp. 808-819
• 浜平ほか3名、舶用としての流動層燃焼特性に関する実験的研究、舶機誌、18-11(1979-11)、pp. 856-866
• 波江ほか3名、舶用流動層燃焼技術に関する研究、舶機誌、19-12(1984-12)、pp. 943-950
• H. Murata et al., Natural Circulation Characteristics of a Marine Reactor in Rolling Motion, Nucl. Eng. Design, 118(1990), pp. 141-154

タイトルに関連する用語 (4件)： GHG排出 ,  高効率 ,  排熱回収 ,  開発