抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジャイロセンサは角速度を計測するための機器である。これまでに,小型,高精度,かつ安価なジャイロを実現するために磁気軸受を用いた磁気浮上式ジャイロが提案さている。しかしながら,磁気浮上式ジャイロにおいてはロータの構造および形状に制約がある。この制約を満たそうとした場合,小型化は困難である。さらに,ロータの構造が複雑であるため,製造コストも高くなる。これらの問題を解決するために,磁気浮上を用いた新たな構造のジャイロを提案した。提案した構造で試作機を製作し,浮上特性の評価および角速度計測の評価を行った。その結果,従来の磁気浮上式ジャイロと比べて小型かつ同程度の精度を実現できることを示した。(著者抄録)