文献

J-GLOBAL ID：201002290479657336   整理番号：10A0603312

脂質二重層におけるCCR5の官能基の再構築を用いてのCCR5とその配位子間の相互作用のNMR分析

NMR Analyses of the Interaction between CCR5 and Its Ligand Using Functional Reconstitution of CCR5 in Lipid Bilayers

著者 (11件)： YOSHIURA Chie (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KOFUKU Yutaka (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  UEDA Takumi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MASE Yoko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YOKOGAWA Mariko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OSAWA Masanori (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TERASHIMA Yuya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TERASHIMA Yuya (Effector Cell Inst., Inc., Tokyo, JPN) ,  MATSUSHIMA Kouji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Ichio (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIMADA Ichio (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 19  ページ： 6768-6777  発行年： 2010年05月19日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 洗剤ミセル中で非常に不安定なケモカイン受容体5(CCR5)を再構成高密度リポ蛋白(rHDL)へ組み込んだ。このCCR5-rHDLはNMR分析を行なうに十分安定であり,GDP-GDP交換試験におけるシグナル伝達活性を示した。加えて,中性pHにおいてはCCR5の結合活性を残しながら単分散であり,そのため配位子マクロファージ炎症蛋白1α(MIP-1α)の変異体の開発となった。またCCR5とMIP-1α間の相互作用を検討するためにメチル配向性移動交差飽和(TCS)実験を行い,MIP-1α中のVal59とVal63がCCR5に非常に接近した位置にあることが分った。ここで確立した方法は種々の活性化状態のG蛋白結合受容体の分析に応用できる。

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  脂質二分子膜 ,  CD抗原 ,  ケモカイン受容体 ,  基 ,  配位子 ,  リポタンパク質 ,  *ケモカイン ,  タンパク質 ,  相互作用 ,  膜受容体 ,  グアニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  官能基 ,  CCR5受容体 ,  MIP1α蛋白質 ,  Gタンパク質共役型受容体
準シソーラス用語： CCR5 ,  マクロファージ炎症蛋白質1α ,  MIP1α ,  Gタンパク結合受容体

分類 (2件)： ペプチド  (CF10080G) ,  有機化合物の磁気共鳴スペクトル(分子)  (BH06073K)

物質索引 (1件)： GDP

タイトルに関連する用語 (8件)： 脂質二重層 ,  CCR5 ,  官能基 ,  再構築 ,  配位子 ,  相互作用 ,  NMR ,  分析