抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
リコポジウムアルカロイドはそれが持つ重要な生物活性とユニークな骨格特徴から,多数の天然物化学者及び有機合成化学者から興味を持たれ,全合成の標的化合物として着目されている。薬物開発用の新規なシード及びリード化合物を見いだすことを目的とした著者らのLycopodium植物に関する化学研究過程で,著者等は多数の生物活性アルカロイドを単離してきた。それらのうち,2種類のFawcettimine型アルカロイド(リコポセラミンB及びC),4種類のPhergmarine型アルカロイド(リコポセラミンV,W,X,及びZ),及びセルヌイン及びセルミジンDを含む5種類のキノリジジン型アルカロイドの合成,及びそれらの絶対配置を含む構造決定について解説した。