文献
J-GLOBAL ID:201002290898266908   整理番号:10A0859172

高アルカリ電解液を用いる銅腐食生成物のボルタンメトリー定量における留意点

Instructions for Voltammetric Determination of Copper Corrosion Products Using a Strongly Alkaline Electrolyte
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  ページ: 273-277  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: S0603A  ISSN: 1347-7234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
これまで,銅表面の腐食生成物(主に銅酸化物,銅硫化物)を状態別に定量することを目的に,クロノポテンショメトリー(CP)やリニアスイープボルタンメトリー(LSV)が古くから適用されてきた。これらの既存法では必ず中性付近の電解液が使われる点に疑問を感じ,Cu2OとCuOの還元反応の分離向上を念頭に置いた検討を行い,高アルカリ液(6M KOH+1M LiOH)を用いたボルタンメトリー法が銅酸化物の状態別分析法に適していると発表した。高アルカリ溶液を用いると,Liイオンと高アルカリ度の効果が相まってCu2Oの還元が選択的に抑制される。その結果,CuOの還元ピークとの分離が向上し,CuO→Cu2Oの順で還元することを明らかにした。本稿では,本法におけるいくつかの留意点ついて解説した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腐食基礎理論,腐食試験 
引用文献 (20件):
  • H. A. Miley: J. Am. Chem. Soc., 59(1937), 2626.
  • S. J. Krumbien, B. Newell and V. Pascucci: J. Test Eval., 11(1989), 357.
  • Standard Specification for Hot-Rolled Copper Redraw Rod for Electrical Purposes, ASTM B49-50, ASTM, Philadelphia,(1990).
  • Shindohin data book, 1st ed., Japan Copper and Brass Association,(1997), 125.
  • T. Koizumi, S. Furuya, T. Kuroha and Y. Maeda: J. Jpn. Copp. Brass. Res. Assoc., 15(1976), 211.
もっと見る

前のページに戻る