抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大量にアパタイトを産出する美濃帯のアンカラマイトを用いて,岩石薄片を利用したフィッショントラック年代決定を行ない,粒子年代を決定した。ウラン濃度,年代値をもとに,形状による差異はなく,約75Maの年代を示した。本手法の良い点として,1)鉱物分離する必要がなく,岩石学的に準備された試料で分析が可能であること,2)鉱物の産状と年代値を関連づけた議論が可能である。難点としては,1)内部面であることが確認されていないので年代値としては2級のデータになってしまうこと,2)現時点ではエッチングの都合上アパタイトのみで可能であり,ジルコンに適用するためにはエッチングの際に何らかの工夫が必要であることが挙げられる。