文献
J-GLOBAL ID:201002290940929203   整理番号:10A0090439

巨大マルセイユウイルスはキメラ微生物出現のるつぼとしてアメーバの役割を明らかにする

Giant Marseillevirus highlights the role of amoebae as a melting pot in emergence of chimeric microorganisms
著者 (14件):
資料名:
巻: 106  号: 51  ページ: 21848-21853  発行年: 2009年12月22日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アメーバウイルスのこれまで特徴付けられていない巨大ウイルス「マルセイユ」の単離を報告する。この巨大ウイルス粒子はGC含量44.7%を示す368kbの環状2本鎖DNAゲノム持ち,457のORFが予測された。2DゲルとMALDI-TOF質量分析により49の蛋白質を同定し,そのうち10がグリコシル化,19がリン酸化修飾を受けていることを見出した。コア遺伝子の系統的分析は,マルセイユウイルスが真核生物の核細胞質間巨大DNAウイルス(NCLDV)ファミリーのプロトタイプであることを示した。マルセイユウイルスのゲノムは様々な起源の遺伝子から構成されており,典型的なNCLDV遺伝子の他に,主に遺伝子の水平伝播に由来すると考えられる真核生物宿主とそれらの寄生虫または共生生物(細菌およびウィルス)の遺伝子を見出した。他の宿主とは異なり,通常アメーバには分類上多様な微生物が感染する。アメーバが微生物進化の「るつぼ」として存在することを提案し,真核生物宿主,そのウイルスと細菌寄生体や共生体間の遺伝子混合のための工場として機能することを示唆する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  ウイルス学一般 

前のページに戻る