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J-GLOBAL ID:201002291061810860   整理番号:10A0238069

絹改質メソ多孔性生体ガラス足場の構造-特性相関

Structure-property relationships of silk-modified mesoporous bioglass scaffolds
著者 (6件):
資料名:
巻: 31  号: 13  ページ: 3429-3438  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多孔性メソ細孔生体ガラス(MBG)足場は,それらのアパタイト形成およびドラッグデリバリー特性により新規クラスの骨再生材料として提示されている;しかし,同材料の固有の脆性および高い分解性と表面不安定性は,生物学的足場としてのその機械的強度および細胞適合性を損なう大きな不利な点である。一方,絹は天然生体材料であり,生体適合性および伸張強度に関して良好に性質決定されている。本研究ではMBGとの絹の混合が,骨組織工学応用の観点で,MBGとの絹の混合足場の物理化学的,ドラッグデリバリーおよび生物学的特性に対してどのような効果を有するかの検討に着手した。透過電子顕微鏡(TEM),走査電子顕微鏡(SEM)およびFourier変換赤外分光法(FTIR)が,絹の添加の前後でのMBG足場の内部微細構造,孔径と形態,および構成を解析するのに使用した方法である。MBG足場の機械的性質に対する絹改質の効果を足場の圧縮強度,および時間経過での分解後の機械的強度も検証することで測定した。ドラッグデリバリー能を足場からのデキサメタゾン(DEX)の放出でも評価した。最後に,絹改質足場の細胞適合性を骨髄間質細胞(BMSC)の接着,形態,増殖,分化および骨関連遺伝子発現で評価した。結果は,絹改質がMBG足場の孔ネットワークの均一性および連続性を改善し,高い多孔性(94%)および大きな孔径(200~400μm)を維持することを示した。絹改質MBG足場において機械的強度,機械的安定性およびDEXのバースト放出の制御の有意な改善があった。絹改質は,MBG足場でのBMSC接着,伸長,増殖および骨形成分化のためのより良好な環境を提供するようだった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

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