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J-GLOBAL ID:201002291276996620   整理番号:10A0278685

揮発性有機塩素化合物(CVOCs)原液の炭素安定同位体比(δ13C)-CVOCsによる地下水汚染の自然減衰プロセス解明に向けて-

Stable carbon isotope ratios (δ13C) in solvents of chlorinated volatile organic compounds (CVOCs) -For clarification of natural attenuation in groundwater contamination by CVOCs-
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 87-96  発行年: 2010年02月28日 
JST資料番号: Z0799A  ISSN: 0913-4182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国内の揮発性有機塩素化合物(CVOCs)原液について,その炭素安定同位体比(δ13C)を明らかにすることを目的に,5化合物12種類のCVOCs原液を入手し,試料準備法を確立したオンラインシステムにより,δ13C測定に供した。本試料準備法では,沸点が70°C程度以上のCVOCs原液であれば,±0.10~0.26‰(n=2~5)の誤差で測定できることが明らかになった。この測定性能の下,国内のCVOCs原液について,有するδ13Cに差異が認められた。また,海外のCVOCs原液と比較して,国内のそれが有するδ13Cは,顕著に狭い範囲であることが分かった。これより,海外において化合物レベル安定同位体比測定(CSIA)を適用した場合と単純に比較したとき,国内においての方が自然減衰プロセスの評価に有効であると考えられる。さらに,国内のCVOCs原液についてのみ比較した場合には,PCEよりもTCEおよび1,1,1-TCAの方が,その評価により適している。このように,国内におけるCVOCs原液のδ13Cを明らかにすることで,より詳細にCVOCsによる土壌・地下水汚染を理解できることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質汚濁一般  ,  分析化学一般 

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