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J-GLOBAL ID：201002291547282598   整理番号：10A0195387

ファージカクテルでのファージゲノムの交雑と嫌気的連続培養での大腸菌O157:H7との安定共存

Intercrossing of phage genomes in a phage cocktail and stable coexistence with Escherichia coli O157:H7 in anaerobic continuous culture

著者 (2件)： KUNISAKI Hiroya (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  TANJI Yasunori (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 85  号： 5  ページ： 1533-1540  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌O157:H7と大腸菌O157:H7特異的ファージ,EP16,PP17及びSP22ファージとを偏性嫌気性条件下にケモスタットで連続培養し,ファージと大腸菌との交雑を調べた。個々ファージゲノムのRFLP型は野生型とは異なるパターンを示し,PP17及びSP22ファージが同一宿主に同時に感染し,ゲノムDNAを交換することを明らかにした。SYBR金染色を用い,培養したクローンファージ耐性細胞(RC)が変異ファージに結合する能力で不均一であり,ファージに感受性な細胞の比率が数パーセント存在することを見出した。この不均一性がRCとキメラファージとの安定な共存に寄与した。感受性細胞の比率は細菌世代間で変わらなかった。数百のRCコロニーを独立に培養し,ファージ感受性を調べたが,ファージ感受性細胞は同定されず,群不均一性を創造する機構は不明である。

シソーラス用語： 遺伝子操作 ,  交雑 ,  *バクテリオファージ ,  連続培養 ,  嫌気的代謝 ,  *大腸菌 ,  ケモスタット ,  DNA【核酸】 ,  蛍光染料 ,  *不均一性 ,  *感受性 ,  交換 ,  ゲノムDNA ,  遺伝的交雑 ,  *微生物
準シソーラス用語： RFLP ,  EP16ファージ ,  PP17ファージ ,  SP22ファージ ,  SYBR金染色 ,  ゲノムDNA交換 ,  *大腸菌O157:H7

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  ウイルスの生理一般  (EG04041H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 交雑 ,  嫌気 ,  連続培養 ,  大腸菌O157 ,  H7 ,  共存