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J-GLOBAL ID:201002291898728819   整理番号:10A0819829

Geometric Contextを用いた特徴量間の共起による物体検出の高精度化

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巻: J93-D  号:ページ: 1429-1438  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: S0757C  ISSN: 1880-4535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,人や車両などを対象とした物体検出は,HOG特徴量などのアピアランスベースの局所特徴量が用いられる。しかし,アピアランスベースの特徴量のみを用いた物体認識は,識別が困難なサンプルが存在する。この問題に対して,コンテクストとして物体カテゴリー間の共起性を利用した物体認識法が提案され,その有効性が確認されている。しかし,学習サンプル中には同時に存在する確率が低いカテゴリー間の物体に対しても共起性を表現するため,識別精度に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで,本論文では特徴量レベルで検出対象カテゴリーと非検出対象カテゴリーの特徴量間の共起性を利用した高精度な物体検出法を提案する。提案手法では,アピアランスベースの特徴量に加え,Geometric Contextから得られる“空”や“地面”などの確信度を特徴量として利用し,Real AdaBoostの弱識別器の出力を演算子により結合することで共起性を表現する。従来の共起表現法では,和演算子と積演算子を用いた共起表現法のみであったが,本論文では新たに差演算子を導入する。これにより,アピアランス情報から得られる検出対象の確率を,ジオメトリ情報により補正するような共起を表現することが可能となる。提案手法の有効性を確認するために人と車両のデータベースを用いた評価実験を行い,提案手法は高精度な検出が可能であることを確認した。(著者抄録)
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パターン認識 
引用文献 (12件):
  • 平成20年度警察自書.http://www.npa.go.jp/
  • P. Viola and M. Jones,“Robust real-time face detection,” Int. J. Comput. Vis., vol.57, no.2, pp. 137-154, 2004.
  • N. Dalai and B. Triggs,“Histograms of oriented gradients for human detection,” Comput. Vis. Pattern Recognit., vol.1, pp. 886-893, 2005.
  • P. Negri, X. Clady, and L. Prevost,“Benchmarking Haar and histograms of oriented gradients features applied to vehicle detection,” Proc. IM. Conf. on Informatics in Control-RA, pp. 359-364, 2007.
  • 岡部孝弘, 近藤雄飛, 木谷クリス真実, 佐藤洋一, “カテゴリの共起を考慮した物体認識,”画像の認識・理解シンポジウム (MIRU2008), pp. 217-222, 2008.
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