抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1950-60年代における農業改良普及事業(普及事業)を農家家族の視点から分析した。普及事業は,農業改良助成法(1948年7月公布,8月施行)に基づき農業改良普及員(農改普及員),生活改良普及員(生改普及員)が農業技術や経営,農家生活の改善,青少年育成に関する助言,指導を行った。普及事業の発足は,農地改革,農協の設立など自作農を創出・維持するためのハードの改革を有効に機能させるための農民指導(ソフト)における改革であった。1950年代前半の食糧農作物の技術指導と経営主の反発,1950年代後半の罷業経営の計画化と女性労働の焦点化,1960年代前半の基本法農政下での個別技術指導,1950年代前半の生活改善クラブの導入,1950年代後半の生活改善クラブの定着・女性の組織化,1960年代前半の農業労働力の女性化と生活改善クラブについて概説した。