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J-GLOBAL ID:201002292781220420   整理番号:10A0565427

酸性化土壌・非汚染土壌における植物生育に利用される元素の存在形態

The Distribution of the Plant-available Elements in Acidified and Uncontaminated Soils
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 37-48  発行年: 2010年04月30日 
JST資料番号: F0617A  ISSN: 0036-8172  CODEN: DDRKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大気汚染の影響が比較的少ない長野県南佐久郡川上村と中国広東省の従化市の土壌と,大気汚染のために酸性化が進んでいる広東省肇慶市の土壌について,11種の無機元素の存在形態を明らかにした。元素の植物利用性を調べるために,土壌試料を超純水,1M 酢酸アンモニウム(pH7および4.5),2.5%酢酸,0.1M 塩化ヒドロキシルアンモニウム,6%過酸化水素,0.2M シュウ酸+0.2M シュウ酸アンモニウム(0.1M アスコルビン酸無添加および添加)で逐次抽出した。ケイ素とナトリウムでは酸性化の影響が見られなかった。カリウム,カルシウムおよびマグネシウムでは酸性化によって水溶態と交換態の割合が低下し,養分欠乏の事態が予想された。亜鉛,銅,アルミニウムおよび鉄では酸性化によって水溶態と交換態の割合が高くなり,植物成長への傷害が予想された。水溶態,交換態および酸化物態のマンガンは非汚染土壌のみに存在した。酸性化土壌のリンは難溶性の有機物結合態の割合が高く,可溶化したアルミニウムおよび鉄と結合したと考えられた。
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分類 (1件):
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土壌化学 

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