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J-GLOBAL ID:201002292940851061   整理番号:10A1000458

メソ多孔質金属酸化物ナノ材料を用いるホスホペプチドの効果的濃縮および質量分析

Effective Enrichment and Mass Spectrometry Analysis of Phosphopeptides Using Mesoporous Metal Oxide Nanomaterials
著者 (8件):
資料名:
巻: 82  号: 17  ページ: 7193-7201  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質のリン酸化は翻訳後修飾の最も重要な反応であるが,生成するリン酸化蛋白質は少量であるため,その質量分析には予備濃縮が必要である。著者らは先に,ホスホペプチドの濃縮にメソ多孔質二酸化ジルコニウムが効果的であることを報告した。本研究では,これに二酸化チタンおよび二酸化ハフニウムを加えてブロック共重合体鋳型指向ゾル-ゲル反応を用いて,これらのメソ多孔質金属酸化物を合成し,ナノ材料の性能を系統的に調べた。その結果,混合物からのホスホペプチドの濃縮において,メソ多孔質二酸化ハフニウムおよび二酸化チタンは二酸化ジルコニウムよりも優れた性能を有し,その特異性は99%を越えた。α-カゼインを7%含む混合物のトリプシン分解から生じたホスホペプチドを一回濃縮し,Fourier変換質量分析を行い,α-カゼイン中のりん酸化部位22か所のうち,21か所を同定した。使用後のメソ多孔質二酸化ジルコニウムおよびニ酸化ハフニウムは溶液法によって再生し,再使用ができた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
各種物理的手法  ,  吸着剤  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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