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J-GLOBAL ID：201002293020262753   整理番号：10A0487909

ι-カラギーナンと高分子状イオン液体とからなる複合材料の作製

Preparation of composite materials composed of ι-carrageenan and polymeric ionic liquids

著者 (3件)： KADOKAWA Jun-ichi (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  PRASAD Kamalesh (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  PRASAD Kamalesh (Central Salt and Marine Chemicals Res. Inst., Gujarat, IND)
資料名： Polymer Composites  (Polymer Composites)
巻： 31  号： 5  ページ： 799-806  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0987A  ISSN： 0272-8397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半導体および有機メモリー素子のような生体ベースの機能性材料創成のために,イオン液体のin situ重合によって合成した高分子状イオン液体(PIL)とι-カラギーナン(CG)とから作製した複合材料を検討した。1-ビニルイミダゾールとアクリロイルクロリドとからなる重合性イオン液体(AVIMBr)あるいはビニルベンジルクロリドとからなる重合性イオン液体(VVIMCl)を合成した。AVIMBrあるいはVVIMClとCGを所定仕込み組成で混合し,AIBNを用いて重合し,イオン液体系複合材料を作製した。¹H NMR,CP-MAS¹³C NMR,FTIR分光法,XRD,DSC,SEMを用いて組成および分子構造を評価した。応力歪曲線および電気伝導率を測定した。複合材料のそれぞれの成分は結合し,良好な機械的特性を有していた。電気伝導性は半導体と等しく,CGとPILとの間のイオン交換が確認できた。実用的応用が期待できることを指摘した。

シソーラス用語： *カラジーナン ,  *イオン液体 ,  *複合材料 ,  ラジカル重合 ,  陽子磁気共鳴 ,  CP-MASNMR ,  炭素13NMR ,  FTIR分光法 ,  X線回折分析 ,  示差走査熱量測定 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  応力歪曲線 ,  *電気伝導率 ,  有機半導体 ,  イオン交換 ,  アゾ化合物 ,  脂肪族ニトリル
準シソーラス用語： *ιカラギーナン

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (4件)： 1-ビニルイミダゾール ,  アクリロイルクロリド ,  ビニルベンジルクロリド ,  AIBN

タイトルに関連する用語 (5件)： カラギーナン ,  高分子 ,  イオン液体 ,  複合材料 ,  作製