文献

J-GLOBAL ID：201002293167278493   整理番号：10A0874595

高校で習わなかったところが分かる 芳香族化合物~ベンゼンの構造と反応性~

著者 (1件)： 吉田和弘 (千葉大 大学院理学研究科)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 58  号： 8  ページ： 370-373  発行年： 2010年08月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 芳香族化合物の構造と反応性に関する現代有機化学における解釈を,ベンゼンを例にして解説した。1)ベンゼンの構造-二重結合と一重結合が交互にあるKekule構造と混成軌道の関係,2)ベンゼンの安定性-π分子軌道による説明,3)芳香族化合物の特徴-π分子軌道が4n+2のπ電子で満たされている化合物(Huekel則)で,ベンゼンの他フェノール,ピリジン,アントラセン,フラン等を例示,4)ベンゼンの反応性-エチレンとベンゼンの臭素化の違い(それぞれ付加反応および置換反応)の反応機構

シソーラス用語： *芳香族化合物 ,  *分子構造 ,  *反応性 ,  Kekule構造 ,  分子軌道 ,  π軌道 ,  σ軌道 ,  臭素化 ,  付加反応 ,  置換反応 ,  比較試験 ,  反応機構 ,  芳香族炭化水素 ,  アルケン

分類 (2件)： 芳香族単環炭化水素  (CF05020W) ,  化学教育  (CA01050M)

物質索引 (2件)： ベンゼン ,  エチレン

引用文献 (3件)：

• JONES, M. Jr. ジョーンズ有機化学. 2000, 573
• 中西和嘉. 化学と教育. 2010, 58, 366
• 三野孝. 化学と教育. 2010, 58, 276

タイトルに関連する用語 (4件)： 高校 ,  芳香族化合物 ,  ベンゼン ,  反応性