抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2009年12月7日から19日まで,コペンハーゲンで開催された気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)および京都議定書第5回締約国会合(CMP5)の概要を報告した。COP15/CMP5は,過去最大の4万人ほどの参加者があり,今回初めて首脳級の会合が設定された。会議では,1)京都議定書の締約国となっている日本,欧州,2)京都議定書には参加していない,米国,3)中国やブラジル等のいわゆる新興国,4)その他途上国,の4つ巴となった交渉が2週目の首脳級会合にまでもつれ込んだ。20数か国の首脳レベルの協議が夜を徹して行われ,「コペンハーゲン合意」が作成された。しかし,作成過程が不透明であったことを理由にいくつかの国が採択に反対し,COPとして同合意に「留意する」と決定された。