抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電力需要の変化に柔軟に対応できる火力発電は,安定的に電気を供給するために重要な役割を担っており,温室効果ガスの排出削減に向けて,火力発電の高効率化が今まで以上に求められている。東芝は,火力発電用蒸気タービンの高効率化に長年取り組んでおり,様々な新技術を開発し実機への適用を進めてきた。いっそうの高効率化を目指して,最新の流体解析技術を駆使した高性能化技術や蒸気タービン試験設備による検証や新現象の把握などによって着実な性能向上を行うと同時に,更に飛躍的な効率向上を目指して700°C級先進超々臨界圧(A-USC:Advanced Ultra Super Critical)蒸気タービンの開発にも取り組んでいる。(著者抄録)