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J-GLOBAL ID：201002293870531443   整理番号：10A0579526

風洞実験による人工砂丘防風効果範囲の推定

著者 (4件)： 萩野裕章 (森林総合研 九州支所) ,  野口宏典 (森林総合研) ,  島田和則 (森林総合研) ,  坂本知己 (森林総合研)
資料名： 九州森林研究  (Kyushu Journal of Forest Research)
号： 63  ページ： 134-136  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L2396A  ISSN： 1347-0779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は風洞実験により砂丘に対して直角に吹く風に加えて,斜め方向から吹く場合の砂丘周囲における防風効果範囲と風況を調査した。実験では砂丘に対する風向きによる風下の防風効果範囲の変化,砂丘を乗り越えた風の進路を検討した。風が砂丘に対して斜め方向から吹く場合を想定した風洞実験の結果は,砂丘が対する風向によって防風範囲や風況に大きな違いが生じることを示唆した。実験に用いた測定洞は幅1.2mのため,沿岸方向の測定結果は風況の遷移過程であったと推定される。今後は今回の実験結果を数値実験の境界データに用いた砂丘の沿岸方向を長くした場合の数値実験を計画している。

シソーラス用語： *風洞試験 ,  *砂丘 ,  *防止 ,  *風向 ,  風 ,  方向 ,  過程 ,  *状態 ,  計測 ,  *風況
準シソーラス用語： 沿岸方向 ,  斜め方向 ,  *人工砂丘 ,  遷移過程 ,  測定洞 ,  風下 ,  風進路 ,  *防風効果

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (2件)：

• 根本茂 (1967): 局地風を対象とした風洞模型実験の相似則. 農業気象学会誌22, pp. 129-136.
• 堀田新太郎ら (2000): 人工砂丘周辺の風の場による砂丘形状決定に関する研究砂防学会誌53(2), pp. 22-33.

タイトルに関連する用語 (5件)： 風洞実験 ,  人工 ,  砂丘 ,  防風 ,  推定