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J-GLOBAL ID：201002294324753660   整理番号：10A0658899

地下水のある地中での音波伝搬速度と減衰の周波数特性の計測

Measurement of frequency characteristics of sound speed and attenuation in underground with ground water

著者 (5件)： 西山武志 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  蜂屋弘之 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  宮崎裕道 (大成建設) ,  近藤高弘 (大成建設) ,  松本三千緒 (大成建設)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 38(US2010 7-13)  ページ： 31-36  発行年： 2010年05月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルなどの地下工事では位置調整確認のために,地中で現在位置の計測をする必要がある。このような位置計測手法の一つに,地下水で飽和した地中で低周波音波が長距離でも伝搬可能であることを利用した,音波を使った位置計測手法がある。地中の音響特性を把握しておくことは,このような手法を用いる上で有用である。そこで,M系列信号とバースト信号を送波信号として,搬送周波数を0.5~8.0kHzの間で変化させながら地中で音波伝搬実験を行い,得られた結果を解析して,地中における音速・減衰定数の周波数特性を求めた。その結果,周波数が0.5~8.0kHzの範囲では,音速は1650~1680m/s程度,減衰定数は0.4~1.3dB/m程度となり,Biot-Stollモデルで計算した理論値とよく一致した。(著者抄録)

シソーラス用語： *音波伝搬 ,  速度 ,  音波減衰 ,  地中伝搬 ,  *位置測定 ,  地下工事 ,  周波数特性 ,  地下水
準シソーラス用語： 伝搬速度

分類 (2件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  音響測定  (BB03040R)

引用文献 (7件)：

• 宮崎裕道. 土中音波による位置探査システムの開発. 土木学会第64回年次学術講演会講演集, 2009. 2009
• 松本三千緒. 土中音波による位置探査フィールド実験. 土木学会第64回年次学術講演会講演集, 2009. 2009
• 須田健. 土中音波による位置探査実証実験. 土木学会第64回年次学術講演会講演集, 2009. 2009
• 木村正雄. 海洋音響学の基礎. 海洋音響学会第9回技術講習会テキスト, 2000. 2000
• 海洋音響学会編. 海洋音響の基礎と応用. 2004

タイトルに関連する用語 (7件)： 地下水 ,  地中 ,  音波 ,  伝搬速度 ,  減衰 ,  周波数特性 ,  計測