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J-GLOBAL ID：201002294577321643   整理番号：10A0714098

α-トコフェロール,ケルセチン及びそれらのシクロデキストリン包接錯体を添加したLLDPEフィルムの高分子加工及びキャラクタリゼーション

Polymer Processing and Characterization of LLDPE Films Loaded with α-Tocopherol, Quercetin, and Their Cyclodextrin Inclusion Complexes

著者 (7件)： KOONTZ John L. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  MARCY Joseph E. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  O’KEEFE Sean F. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  DUNCAN Susan E. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  LONG Timothy E. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  MOFFITT Ronald D. (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., Virginia) ,  MOFFITT Ronald D. (Advanced and Applied Polymer Processing Inst., Virginia)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 117  号： 4  ページ： 2299-2309  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zigler-Natta又はメタロセン触媒により合成した微細構造が異なる二種のLLDPEと天然物に基づく酸化防止添加剤(AOA)としてのα-トコフェロール(T),ケルセチン(Q)及びそれらのシクロデキストリン包接錯体を二軸反回転混合機中で溶融混合し,圧縮成形してフィルムを得た。それらのフィルムのキャラクタリゼーションを光学顕微鏡及び原子間力顕微鏡観察,酸化誘導時間(OIT),酸素透過速度及び接触角測定によって行なった。AOAはいずれも認めうる凝集を生じることなくフィルム中に均一に分布していることが分かった。全てのAOA添加フィルムが非添加フィルムと比較してOITが増大し,酸化安定性の向上を示した。その効果はQにおいて最大であった。Tの包接錯体はT自体よりもOITを増大させたが,Q錯体はQよりもOITを低下させた。AOA非添加フィルム及び全てのAOA添加フィルムにおいてメタロセンPEのほうがZ-NPEよりもOITが大であった。これらの天然AOA添加フィルムは特に食品包装用として有利である。

シソーラス用語： *LLDPE ,  *酸化防止剤 ,  *天然材料 ,  包接化合物 ,  プラスチックフィルム ,  熱酸化 ,  時間 ,  接触角 ,  食品包装 ,  包装材料 ,  耐酸化性 ,  ビタミンE ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケトン ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  ヒドロキシケトン ,  デキストリン ,  シクロデキストリン
準シソーラス用語： 包接錯体 ,  誘導時間

分類 (1件)： 酸化防止剤,安定剤  (YH05040U)

物質索引 (4件)： α-トコフェロール ,  ケルセチン ,  β-シクロデキストリン ,  γ-シクロデキストリン

タイトルに関連する用語 (8件)： トコフェロール ,  ケルセチン ,  シクロデキストリン ,  包接錯体 ,  LLDPE ,  フィルム ,  高分子加工 ,  キャラクタリゼーション