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J-GLOBAL ID：201002294717403645   整理番号：10A0328641

お茶の溶液を用いた単層カーボンナノチューブの効率的な可溶化

Efficient Solubilization of Single-Walled Carbon Nanotubes Using Tea Solutions

著者 (5件)： NAKAMURA Genki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TANAKA Yasuhiko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NIIDOME Yasuro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAKASHIMA Naotoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAKASHIMA Naotoshi (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 6  ページ： 3815-3821  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWNT)の溶剤としてウーロン茶と紅茶を発見したので報告した。これは,可視-近赤外吸収,光ルミネセンス,ラマン分光,AFMにより明らかにされた。ウーロンチャの溶液は,金属SWNTを個々に分解し,溶液中では(11,3)SWNTに富み,生成時の(11,0)SWNTは非常に少なかった。紅茶溶液も,分離能力は落ちるが,同様の傾向であった。エピガロカテキンガラートもまた,SWNTの溶解に用い,溶解機構の解明に役立てた。お茶には抗酸化活性の成分が含まれており,その理由で,可溶化ナノチューブのバイオ関連への応用が着目されるとした。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *溶媒 ,  *ウーロン茶 ,  *紅茶 ,  光ルミネセンス ,  Ramanスペクトル ,  原子間力顕微鏡 ,  可視吸収スペクトル ,  赤外吸収スペクトル ,  近赤外線 ,  *可溶化

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： お茶 ,  溶液 ,  単層カーボンナノチューブ ,  可溶化