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J-GLOBAL ID：201002294770587600   整理番号：10A0537708

ナンヨウアブラギリ(Jatropha curcas L.)の種子と果実の物理的,機械的および化学的特性の調査

Determination of physical, mechanical and chemical properties of seeds and kernels of Jatropha curcas L.

著者 (2件)： KARAJ Shkelqim (Inst. of Agricultural Engineering 440e, Universitaet Hohenheim, Garbenstrasse 9, 70593 Stuttgart, DEU) ,  MUELLER Joachim (Inst. of Agricultural Engineering 440e, Universitaet Hohenheim, Garbenstrasse 9, 70593 Stuttgart, DEU)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 32  号： 2  ページ： 129-138  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナンヨウアブラギリ(Jatropha curcas L.)の種子と果実の物理的,機械的および化学的特性を調べた。終端速度,単位質量,バルク/固相密度,体積,孔隙率,表面積,比表面積,摩擦係数,静的/動的安息角,破断力,破断点における変形,破断点における変形率,硬度,破断のためのエネルギー利用,含水量,油脂含量,高位発熱量,蛋白質含量および灰分含量をパラメータとした。種子の質量頻度を同定し,終端速度によって種子を4つのフラクションに分けた。種子や果実の単位質量,寸法(x,y,z),数学直径,幾何直径および体積などの物理的特性は,フラクション間で著しく異なった(p≦0.01)。種子の静止摩擦係数は,ゴム表面で高く,ステンレス鋼で低く,それぞれ0.45および0.22であった。果実の静止摩擦係数は,いずれの表面においても種子よりも高かった。また,果実の安息角は種子よりも高いことがわかった。種子と果実の破断力は,単位質量の増加にともなって水平軸(x),横軸(y)および縦軸(z)方向に増加した。種子と果実のいずれにおいても,破断力は縦軸方向が最も高い値を示した。破断力が最も低かったのは,種子では横軸方向,果実では水平軸方向であった。硬度においても同様の結果が得られた。いずれのフラクションにおいても,果実の油脂含量は種子よりも高かった。最も重いフラクションの種子と果実は,最も高い油脂含量(それぞれ36および56%)を示した。種子の含水量は実よりも高く,果実の含水量は単位質量の増加にともなって7.55%から4.11%(w.b)に減少した。果実の高位発熱量は種子よりも高かった。最も重いフラクションの種子と果実は最も高い高位発熱量を示し,種子が26.23MJ/kg,果実が30.20MJ/kgであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トウダイグサ科 ,  油料植物 ,  *種子 ,  *果実【器官】 ,  終末速度 ,  物理的性質 ,  機械的性質 ,  化学的性質 ,  含水量 ,  植物油脂 ,  組織中濃度 ,  摩擦係数 ,  安息角 ,  破断 ,  熱量
準シソーラス用語： *ナンヨウアブラギリ ,  *Jatropha curcas ,  終端速度

分類 (3件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  森林植物学  (FF02020E) ,  油料作物  (FC03074V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナンヨウアブラギリ ,  Jatropha ,  種子 ,  果実 ,  物理 ,  化学的特性 ,  調査