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J-GLOBAL ID：201002294949119587   整理番号：10A1054043

松本城の軟弱地盤対策工法

著者 (1件)： 府川裕史 (横浜国大 大学院)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 58  号： 10  ページ： 36-37  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国宝松本城の昭和大修理の際に行った地盤調査の結果と,新たに見付かった石垣基礎の「筏地形」を紹介した。松本城は河川堆積層の上に築造されており,地表近くの有機質土とその下位の礫混じり粘土が補強を要する地層である。丸太材を筏型に組んだ「筏地形」が石垣の荷重を受け持つとともに,「地固め杭」が地盤の滑りを防止している。築城に際して,適切な地盤補強が施されていた。

シソーラス用語： *城 ,  *地盤調査 ,  *地盤改良工法 ,  地質柱状図 ,  有機質土 ,  粘性土 ,  擁壁 ,  基礎 ,  原木 ,  木杭 ,  文化 ,  修理
準シソーラス用語： 丸太 ,  国宝 ,  *松本城 ,  石垣 ,  地固め杭 ,  *筏地形

分類 (2件)： その他の各種基礎,基礎工  (RA03090H) ,  各種建築物一般  (RB05010O)

引用文献 (3件)：

• 松本市教育委員会. 国宝松本城. 1966, 3-24
• 松本城保存工事事務所. 国宝松本城 解体・調査編. 1954, 14-17
• 住田正. 定本 国宝松本城. 1988, 210-213

タイトルに関連する用語 (4件)： 松本 ,  軟弱地盤 ,  対策 ,  工法