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J-GLOBAL ID：201002295219862604   整理番号：10A1070051

UHV-TEM/STMによって研究したSi(111)-7×7上でのIn表面マジッククラスタへのAg原子の付着

Adhesion of Ag atoms to In surface magic clusters on Si(111)-7 × 7 studied by UHV-TEM/STM

著者 (4件)： TANAKA Miyoko (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TERAOKA Atsushi (Saitama Inst. of Technol., Saitama, JPN) ,  SHIMOJO Masayuki (National Inst. for Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  SHIMOJO Masayuki (Saitama Inst. of Technol., Saitama, JPN)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 42  号： 10/11  ページ： 1520-1523  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 走査型トンネル顕微鏡法(STM)および透過型電子顕微鏡法(TEM)の両方を用いて,比較的高い被覆率の表面マジッククラスタ(SMC)を特性評価した。テンプレートとしてSi(111)-7×7基体上でのIn SMCを用いて,Ag原子を選択的に整列させ,その構造的変化および電子特性を研究し,STM画像と透過電子回折(TED)パターン間の相関を議論した。STM画像によって,7×7ユニットセルの断層した半分上でのIn SMCの形成が確認され,Si(111)-7×7から改質された対応する回折パターンが得られた。パターンから,7×7規則格子上でのSMCの形成が示された。その後のAgデポジションによって,Ag原子のIn SMC上への付着が観測された。低被覆率では,すべてのAg原子がIn SMC中で捕獲され,一方高い被覆率では,過剰Ag原子が表面上で動き回っていた。対応する回折パターンによって,In SMC中に捕獲されたAg原子が既知のAg-In合金相とは異なる特性原子構造を持つことが示された。また電子エネルギー損失分光法(EELS)スペクトルの変化から,表面層中での電子再分布が示された。

シソーラス用語： *ケイ素 ,  *表面改質 ,  *インジウム ,  *銀 ,  *付着 ,  被覆率 ,  鋳型効果 ,  金属クラスタ ,  クラスタ ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  電子回折 ,  電子エネルギー損失スペクトル ,  *表面分析 ,  吸着平衡 ,  電子構造
準シソーラス用語： マジッククラスタ

分類 (3件)： 吸着の電子論  (CB12042Y) ,  半導体の表面構造  (BK15030A) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P)

タイトルに関連する用語 (9件)： UHV ,  TEM ,  STM ,  研究 ,  Si ,  マジック ,  クラスタ ,  Ag ,  原子