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J-GLOBAL ID:201002295284355949   整理番号:10A0996529

ラット遺伝子(Akr1b10)でコードされる新しいアルド-ケトレダクターゼの性質と組織分布

Properties and tissue distribution of a novel aldo-keto reductase encoding in a rat gene (Akr1b10)
著者 (9件):
資料名:
巻: 503  号:ページ: 230-237  発行年: 2010年11月15日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近のラットゲノム配列決定は,ヒトアルド-けとレダクターゼ(AKR)1B10と83%配列相同性蛋白質をコードする遺伝子Akr1b10を予測する。この研究で,我々はラット脳からラットAKR1B10に対するcDNAを単離し,組換え蛋白質の酵素的性質を調べた。R1B10はNADPHを優占補くそとして利用し,各種アルデヒド(細胞毒性4-ヒドロキシ-2-ヘキサナル及び4-ヒドロキシ-及び4-オキソ-2-ノネナール)及びα-カルボニル化合物(メチルグリオキサール及び3-デオキシグルコソンなど)を還元し,それぞれ0.8-6.1μM及び3.7-67μMの低いKmを示した。酵素はまたグリセルアルデヒド及びテトロース(Km=96-390μM)も還元したが,ヘキソース及びペントースはそれぞれ不活性及び悪い基質であった。基質のうちで4-オキソ-ノネナールは最も効率的に4-オキソ-2-ノネノールに還元され,そのウシ内皮細胞に対する細胞毒性はR1B10の過剰発現で減少した。R1B10はアルドースレダクターゼ阻害剤に弱い感受性を示しバルプロ酸及び脂環式及び芳香族カルボン酸により約2倍活性化された。R1B10に対するmRNAはラット脳及び心臓で高度に発現し,他のラット組織及び皮膚線維芽細胞で低レベルで発現した。この結果はK1B10はラット組織で酸化ストレス及びグリケーションに対する防御系として機能することを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酵素一般 

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