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J-GLOBAL ID:201002295309834928   整理番号:10A0705901

地表面からの地球規模の222Rnフラックス密度の推定

Estimation of the Global 222Rn Flux Density from the Earth’s Surface
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 161-171,122  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: G0814B  ISSN: 0367-6110  CODEN: HOKBAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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多孔質媒質拡散理論に基づく222Rn放散モデルを用いて,1979~2007の各月に対して地球規模の222Rnフラックス密度を緯度及び経度空間分解能1°で推定した。この放散モデルは222Rnフラックス密度を226Ra含有量,土壌水飽和,地温の関数として計算する。地表面の地形凹凸がフラックス密度に及ぼす影響もモデルに取入れた。29年間のフラックス密度の全球規模の平均値は21.3mBqm-2s-1と推定した。大域的に平均したフラックス密度は1999年以来僅かにしかし着実に増加した。全球規模で平均したフラックス密度の季節変動は三月の18.8mBqm-2s-1から九月の23.6mBqm-2s-1の範囲であった。年間フラックス密度に対する局所平均値は北米の北部に対する9.3mBqm-2s-1からオーストラリアの33.5mBqm-2s-1の範囲で変化した。帯状に平均したフラックス密度の緯度分布は北半球の高緯度における緯度低下と良く一致した。空間及び時間変化は土壌水分と土壌226Ra含有量の変化に主に起因し,地温の影響はそれよりも小さかった。地形凹凸はフラックス密度を大域的に2%上昇させたが,山岳地帯では>10%であった。推定したフラックス密度を入力データに用いた大気輸送シミュレーションは,シミュレーションした大気中222Rn濃度が八丈島で測定した値よりも本質的に低く,地形凹凸による本研究のフラックス密度が東アジア領域ではまだ過小評価であることを示した。(翻訳著者抄録)
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