文献
J-GLOBAL ID:201002295917456227   整理番号:10A0730080

メバロン酸経路に関与するチオラーゼスーパーファミリーの前例のないアセトアセチル-CoA合成酵素

Unprecedented acetoacetyl-coenzyme A synthesizing enzyme of the thiolase superfamily involved in the mevalonate pathway
著者 (5件):
資料名:
巻: 107  号: 25  ページ: 11265-11270  発行年: 2010年06月22日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アセトアセチル-CoAのde novo合成は通常,2分子のアセチル-CoAのチオエステル依存的クライゼン縮合を介するアセトアセチル-CoAチオラーゼにより触媒される。本研究では,土壌から分離したStreptomyces sp.株由来のメバロン酸経路遺伝子クラスターに見出されたnphT7nが,通常みられないようなアセトアセチル-CoA合成酵素をコードしていることを見出した。大腸菌に組み替え酵素を過剰発現させたところ,アセチル-CoAとマロニル-CoAの縮合がおこり,アセトアセチル-CoAとCoAが得られた。マロニル-CoAをマロニル-(アシルキャリヤータンパク質)で置き換えると,縮合活性が消失した。アセチル-CoA2分子の縮合によるアセトアセチル-CoA合成活性は全くというほど認められない。こうしたNphT7の特性から,本酵素に対してなんらかの命名が必要と考えられる。nphT7は,細胞内においてアセトアセチル-CoA濃度を顕著に高め,有用なテルペノイド類やポリ-β-ヒドロキシ酪酸の産生にとり有効に働いている可能性がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝一般  ,  酵素生理 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る