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J-GLOBAL ID:201002296490471579   整理番号:10A0950408

電気的孔食の原因となる直流電圧の計測

Measurement of Direct Current Voltage Causing Electrical Pitting
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 1084-1094 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0027A  ISSN: 1881-3054  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電気的孔食は電流がボールあるいはローラーベアリングを通り抜けるけるときに起きることが広く知られている。著者らは,電気的孔食の原因となる臨界電流密度を研究し,それは極端に低い電流でもボールベアリングにおいて起きることを示してきた。この論文では,電流を誘起するために必要とされる電圧を決定するために,その中で小さなボールベアリングが直流(DC)電圧を供給された実験の結果を提供する。グリースの膜がころがり軸受上では絶縁体として作用する,そしてこの膜の厚みが重要な考慮すべき事項であり,電流がこの膜を通り抜けるはずである。4つのタイプのグリースをベアリングに用いた,それは500時間の間種々の速度で回転した。電流を誘起するには1.3Vから1.5Vの電圧が必要であった。その結果は,典型的な乾電池によって供給される電圧で,小さなベアリングを通して電流を駆動するのに十分であることを示し,実験条件は流れる電流の大きさにはほとんど影響しないことを示した。(翻訳著者抄録)
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