抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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病院における外来患者の診察の待ち時間は,患者の可処分時間の浪費であり,病院が提供する医療サービスの満足度低下の大きな要因となっている。本論文では,可搬型RFID端末を利用した患者満足度向上のための可処分時間の増大を目的とした診察待ち時間の推定方式について述べる。本手法では,電子カルテシステムやオーダエントリシステムを必要としない,安価で簡易に現場へ導入可能なシステムを構築し,眼科診察における患者の待ち時間の計測を行った。患者の待ち時間モデルの構築には,ロバスト推定ロ法を用いることにより不良データに対して推定精度の減少を防ぐことができた。待ち時間の推定結果について考察する。