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J-GLOBAL ID：201002296651507544   整理番号：10A0984034

ナッツとメタボリックシンドロームと糖尿病

Nuts, metabolic syndrome and diabetes

著者 (8件)： KENDALL Cyril W. C. (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  KENDALL Cyril W. C. (St Michael’s Hospital, ON, CAN) ,  KENDALL Cyril W. C. (Univ. Saskatchewan, SK, CAN) ,  JOSSE Andrea R. (McMaster Univ., ON, CAN) ,  ESFAHANI Amin (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  ESFAHANI Amin (St Michael’s Hospital, ON, CAN) ,  JENKINS David J. A. (Univ. Toronto, ON, CAN) ,  JENKINS David J. A. (St Michael’s Hospital, ON, CAN)
資料名： British Journal of Nutrition  (British Journal of Nutrition)
巻： 104  号： 4  ページ： 465-473  発行年： 2010年08月28日 
JST資料番号： B0336A  ISSN： 0007-1145  CODEN： BJNUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナッツは良質な脂質(MUFAとPUFA)や植物性タンパク質の供給源であり,繊維,ビタミン,ミネラルが豊富なことより,血中脂質を改善し,心血管疾患(CHD)リスクを減少することが報告されている。そこで,ナッツがメタボリックシンドロームと糖尿病に与える影響について総説した。無作為化対照試験結果より,ナッツの消費は血糖制御を改善しなかったが,血中脂質を改善することを示した。また,急性摂食研究より,ナッツが炭水化物食と消費されたとき食後血糖値上昇に影響せず,血糖値の上昇を減少することを示した。また,ナッツは高脂肪含量であり,高エネルギー密度により,肥満への影響が懸念されるが,ナッツの中程度の摂取は心臓疾患のリスク因子を改善するという報告がある。CHDリスクを減少することも考慮すると,通常食へのナッツの中程度の摂取は健常者でもメタボリックシンドロームや糖尿病患者でも有益でありうる。

シソーラス用語： *ナッツ類 ,  *メタボリックシンドローム ,  *糖尿病 ,  食品成分 ,  ランダム化比較試験 ,  脂質代謝 ,  *脂質低下作用 ,  血糖 ,  食餌効果 ,  植物油脂 ,  心血管疾患 ,  予防 ,  食品分析 ,  ヒト ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン
準シソーラス用語： モノ不飽和脂肪酸 ,  多価不飽和脂肪酸

分類 (4件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  循環系の臨床医学一般  (GJ01030V)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナッツ ,  メタボリックシンドローム ,  糖尿病