コナラ属,Quercus ilex L.の落葉落枝の別々な層の酵素活性に対する乾燥-再湿潤サイクルとγ線照射の影響

ALARCON-GUTIERREZ Enrique; FLOCH Carine; ZIARELLI Fabio; AUGUR Christopher; CRIQUET Steven

文献

J-GLOBAL ID：201002296843529584 整理番号：10A0005004

コナラ属,Quercus ilex L.の落葉落枝の別々な層の酵素活性に対する乾燥-再湿潤サイクルとγ線照射の影響

Drying-rewetting cycles and γ-irradiation effects on enzyme activities of distinct layers from a Quercus ilex L. litter

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資料名：
巻： 42 号： 2 ページ： 283-290 発行年： 2010年02月
JST資料番号： D0628A ISSN： 0038-0717 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

地中海性気候においては,水ストレスは森林生態系の機能対する重要な制約の1つである。干ばつは微生物や酵素活性に影響を及ぼし,有機物の分解に大きな影響を与える。ここでは:i)3つの異なったQuercus ilex L.の落葉落枝層のセルラーゼ,アルカリホスファターゼとフルオレセイン二酢酸(FDA)ヒドロラーゼ活性に対する反復乾燥再湿潤サイクルに対する効果を評価すること,および,ii)変動に対する非生物的な影響を明らかにするためにこれらのサイクルのγ照射落葉落枝に対するこれらの影響を検討することを目的に検討を行った。その結果,全3層に対し,落葉落枝の含水量と酵素活性間に高い相関関係が認められた。メソコスム条件で,非殺菌落葉落枝サンプルを用い,セルラーゼ,アルカリホスファターゼを検討したところ,FDA活性は乾燥または再湿潤サイクルの間,減少または増加した。酵素活性に対する落葉落枝深さの影響を評価したところ,中間の深さ(OLv層)が一般に最も活発だった。γ滅菌サンプルでは,FDA活性は,乾燥再湿潤サイクルにより変動した。分析により, γ照射した落葉落枝のプレ加湿は最初の30分でFDA活性を2倍に増やすことがわかった。乾燥再湿潤サイクルの後,ある程度の変動が微生物の成長とは関係なく独立して起こることが明らかとなり,solvatation状態と酵素の配座変化が組み合わさった脱着のような非生物的な相互作用が考えられた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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森林植物学 , 土壌生物

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